LIQUIDES IMAGINAIRES

リキッドイマジネール

STORY

STORY

想像の物語をとじ込めた液体
香水の本質的な部分に立ち戻ることを試み、聖なる次元、神秘的かつ魔界的な世界、それに伴うあらゆる想像力を呼び込もうとします。ある性質が変容する不可思議な力、はかない次元の理性を逃れる力、物質から非物質、見えるものから目に見えないものへの変化。
「LIQUIDES IMAGINAIRES(リキッドイマジネール)」は昇華を象徴しています。“Perfume (=香水)”の語源は、ラテン語の“Per fumus(=煙を通して)”が由来となっています。香水は、神聖な儀式の初めにインセンスと樹脂を焚香し、神を崇め薫香を捧げていたことが起源と言われています。Liquides Imaginaires(リキッドイマジネール)は、香水業界で実績のある二人のエキスパート、レアな香りを求めるハンター David Frossard (ダヴィッド・フロサール)とデザイナーPhilippe Di Meo(フィリップ・ディ・メオ)のコラボレーションによって、誕生しました。
二人に共通するのは『パフュームの持つパワー』への飽くなき興味と探求心。彼らの情熱がフレグランスブランド創設の原点となっています。神聖でミステリアス、魔法のようなパフュームの持つパワ―に着目し、香水の物質的変化によるマジック(目に見える液体が揮発し、見えないけれど、たしかにそこに漂う存在感)に魅了されます。彼らは既存のフレグランスという枠にとらわれない、新しいタイプの香水を求めながらも、香水の原点に立ち返り、本質を追及する手を緩めません。
トリロジーは、香りのテーマ毎にコンセプトがあり、熟練した職人が手がけた特別なボトルに収められています。おとぎ話に登場するような宝石で装飾されたアンフォラの壺を彷彿とさせるボトルは、世界中のセレブリティの支持を得ています。五感にストレートに訴えかける媚薬のトリロジー。リキッドイマジネールは人の心を魅了し、自己の内面に向き合う旅へと誘います。香りの魔法にかけられるのは、信仰心をまとうような感覚です。胸の奥深くにしまい込んだ人生、記憶、欲望と対峙し、新たな自分に出逢うことができるでしょう。

ART DIRECTOR

Philippe Di Méo

フィリップ・ディ・メオ

ART DIRECTOR

Philippe Di Méo

フィリップ・ディ・メオ

エクス・アン・プロヴァンスの美大を卒業後、パリでデザイン事務所を設立しました。しかし、彼の興味の範囲はただひとつの分野に留まらず、数々の著名なシェフとのコラボレーションののち、2002年にはオーガニックレストランを開店、さらに味覚から嗅覚にその世界は広がり、ニッチブランド「リキッドイマジネール」を創設します。パリとマルセイユに暮らすディ・メオは、プロヴァンスの土地がもたらすさまざまな芳香とマルセイユのタロットにインスピレーションを受けたカクテルブランド「ル・バルトルール」を立ち上げ、2022年8月には、アイスクリームとスイーツめぐるコンセプトショップ「マブール」をマルセイユにオープンしました。身体と精神のためのパルファンに始まり、五感全てに喜びをもたらす、食べる香水にまで彼のクリエーションの世界は広がっているのです。